時間の長さは誰でも同じなんのに、
歳を重ねるにつれ、月日が足早に過ぎるように感じるのは

私だけだろうか? いや!!
多分、多くの方が共通する感覚なのかな?と思っている。

「現因の一つは、感動したり刺激を受けたりすることが減るから」
とある心理学者が言っていた。

まさに、その通りだと思う。

だって、子供の頃や青年時代は「未知との遭遇」の連続。

たくさんの出来事がはじめての経験で、

戸惑ったり、悩んだりしながらも感動や刺激に満ちていた。

でも、歳を重ねると多くの経験をしても

「こんなものだよね」なんて思って
感動や刺激が薄くなりがちだ。

だから、時間が短く感じられるんだと思う。

小説家のアンドレ・モーロワはこう言っている。

「老化に伴う一番悪いことは、肉体が衰えることではなく

精神が無関心になることだ」

社会問題にもなっているあらゆる物への「無関心」

 

もっと、もっと「未知との遭遇」にワクワクして

感動や刺激を感じる私でいたいと痛切に思った。