生涯、輝く女性でいたいから….

 

私の母は大正末期の生まれだが、

男尊女卑の日本の体制をあまり好んではいなかった。

「女性はもっと社会で活躍すべきよ」

と口癖のように言っていたのを覚えている。

世界で輝く女性が増えないかしら…。
あなたは自立できる女性になって世界に行きなさい!!

このことは、子供の頃から、私の中にインプットされていたように思う。

 

 

それは、母自身がやりたくてもできなかったことだからかもしれない。

母は若い時から体が弱く、やっと、私を産んでくれたようで、

夫の支えがなければ、生活すらできない状況だったようだ。

自立などとても考えられなかったのだと思う。

 

その分、私には必要とされる教育を惜しみなく注いでくれた。

そして、その時受けた教育が、今、あらゆる仕事で生きている。

代々、受け継がれる深い愛情が、人を育て、生きる方向を示してくれている。

 

なんと、ありがたいことだろう。