「伝えたのに全然違うことをしている」
「一生懸命話したのに自分の思いが相手に伝わらない」
このような問題を抱えている人がいます。
販売術・経営コンサルタントの田中壽美子です。
この原因は『伝え方』にあります。
そもそも『伝える』と『伝わる』は似て非なるもの。
なぜならコミュニケーションは相手に『伝わる』ことで成立します。
相手に伝わらないのは『伝える』止まりがほとんど。
今回は、相手に確実に伝わる話し方の極意を5つお話します。
【1】句点をたくさんつけながら話す
情報を端的に伝えるのは、句点をたくさんつけながら話すことです。
そうすることで話の区切りがわかり、
聞き手は内容を理解しやすくなります。
句点をたくさんつけるコツは「が」「けど」を減らすのがポイント。
これを意識すれば文章がまとまり、スッキリとした話し方になります。
【2】ゆっくりと、間を空けて話す
話し手はなるべく早く間を空けないように話そうと意識しがちですが、
聞き手の立場からすると間はそれほど不快ではありません。
むしろ間が空くことで聞き手は話の内容を理解できるし、
次の話に備えることができます。
話すときは自分が思う以上にゆっくりで全然問題ありません。
そして、間を長くとるように意識してみてください。
聞き手の反応が変わるのを実感できるはずです。
【3】伝えたい情報は1つに絞る
これは、ライブ配信や講座でも伝えていますが、
話し手はついたくさんのことを伝えようと思いがちですが、
それだと聞き手は何が重要なのかがわからず、
結果的に相手に伝わらない会話になってしまいます。
伝えたい情報は一つに絞ること。
あれやこれやと詰め込もうとせず、1つの情報をゆっくりと
丁寧に伝えるように気をつける。
これが聞き手が望んでいることです。
【4】たとえ話をする
相手の理解力を高める方法として有効なのが、
たとえ話をすること。
別のものに置き換えてイメージをしてもらうことで
理解がしやすくなります。
伝え方が上手な人がよく用いる手法です。
【5】シンプルに言い切る
曖昧な答えや言い回しは説得力に欠けるし、聞き手からすると
「本当に大丈夫なのかな？」と不安に感じてしまいます。
大事なのはシンプルに言い切ること。
言い切ることで説得力が高まり、聞き手もあなたの言葉を
信用してくれるようになります。
曖昧な言葉に逃げないよう気をつけてみてください。
どうでしたか？
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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